渋みが魅力!赤ワインの選び方とオススメの辛口赤ワインを3つ紹介

辛口赤ワインの選び方


赤ワインを選ぶ際、まずは3つのボディの違いによる味わいの特徴に注目すると、好みのワインに出会いやすくなります。

ライトボディ

色が薄く、軽やかでフレッシュな赤ワインです。渋みが少なくフルーティーで、酸味も穏やか。

口当たりが軽く、アルコール度数も低めなので、赤ワインを飲み慣れていない初心者にも飲みやすいです。代表的な品種は、ピノ・ノワール。

ミディアムボディ

ライトボディとフルボディの中間くらいの、バランスの取れた赤ワインです。

程よいボリューム感と、まろやかで豊かな果実が魅力。タンニンは強くありません。代表的な品種は、メルロー。

フルボディ

どっしりとしたボリューム感のある、重い赤ワインです。タンニンが豊富で、香りも味も濃厚。

アルコール度数も高めです。長期熟成によってさらに味わいが深まります。通好みの味です。代表的な品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン。

これら3つのボディのタイプを参考に、力強いタンニンを感じる味わいか、熟成されて角の取れた丸みのある味わいか、お好みで選ぶと良いでしょう。

オススメの辛口赤ワイン3つ


僕のおすすめの赤ワインを3つ紹介しますね。

ル・クロ・デュ・ボー・ペール

銘醸地ボルドーの中でも屈指の、最高級ワインの産地として知られるポムロルの小さなシャトーで造られる極上の赤ワイン。

樹齢45年のメルローの濃厚で凝縮された果実味に、カカオやスパイス、樽の風味が複雑に重なり合います。

甘みを持ったタンニンが柔らかな口当たりで、高級感あふれる味わいです。

ジー・アクト

優れたワインを多く産出しているポムロルのシャトー・ラフルールのオーナーが、フロンサックで誕生させた赤ワイン。

手摘み収穫とセメント桶での発酵を行い、フレンチオークの樽で15ヶ月かけてじっくり熟成されます。

いきいきとした果実味が特徴。カベルネ・フランとメルローを半々で使用していて、フルボディでありながら、丸みとやわらかさを持ったタイプです。

シャトー・モンペラ

シャトー・モンペラは、大変古い歴史を持つ老舗ワイナリーで、ボルドーワインを代表する生産者として世界的に知られています。

日本にもファンが多く、漫画「神の雫」で紹介されたのをきっかけに、一時期は入手困難になるほどの人気でした。

メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドで造られます。

ラズベリーのような爽やかな果実香と干しブドウのような濃厚な香りに、オーク樽で10ヶ月熟成された樽の風味とタンニンが深い味わいを醸し出しています。

しつこい雑味は感じられず、口当たりはシルクのように滑らかです。

ワイングラスにこだわってさらに美味しく


ワインは空気に触れることで酸化が進んで、香りや味わいに変化が生まれます。

レストランやバーなどで、ワイングラスをクルクルと回している人を見たことはないでしょうか。

これは、「スワリング」と呼ばれるもので、ワインの味わいや香りに変化をつけて、より楽しむための方法で。

また、あらかじめ口の広い容器に移し替えておく、「デキャンタ―ジュ」という方法もあります。

そして、ワインを美味しく味わうためには、グラスの選び方も大切なポイントです。

ワイングラスは赤ワイン用、白ワイン用、スパークリングワイン用と、大まかに種類が分かれています。

ワインの繊細な香りを最大限に引き出して味わうには、ブドウ品種や産地に合ったグラスで楽しむのがベストです。

ボルドー用のワイングラスは、一般的なワイングラスよりも少し大きめで、重厚感のあるワインを飲む時に最適。

自宅で気軽に普段使いできるカジュアルなグラスを選ぶ時は、無色透明のチューリップ型を選ぶのが無難でしょう。

オーストリアの「リーデル」やドイツの「ペルル」など、普段使いできる定番のグラスは、ワインの通販サイトでも購入することができますよ。

また、グラス以外にもワインオープナーやワインクーラーなど、ワインを楽しむためのグッズも揃っているので、ワインと併せてチェックしてみることをおすすめします。

まとめ

  • ボディの違いを参考に好みの味わいを選ぼう
  • 「スワリング」や「デキャンタ―ジュ」でワインの香りを開こう
  • ボルドーワインを飲む時は、少し大きめで重厚感のあるグラスで

赤ワインの味わいはとても奥が深いです。渋みも強いものばかりでなく、熟成された丸みのあるものもあります。

そしてワイン通販ならワイン・グラス・食品が自宅にいながら一度にまとめ買いできてしまうので手間がかかりません。

グラスの選び方や香りの開き具合でも味わいが変わってくるので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。

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