ワイン・シャトー・ムートン・ロスシルドの特徴
シャトー・ムートン・ロスシルドは、ボルドー5大シャトーのうちの1つ。毎年変わる、世界的に著名なアーティストによって描かれたアートラベルが有名です。
かつては、ミロやピカソ、シャガールといった著名な芸術家たちも、ムートン・ロスシルドのワイン数ケースを報酬として、素晴らしい作品を提供してきました。
コレクターも多く、美術的価値の高いアートラベルは、1962年に完成したシャトー内の美術館に展示されています。
長期熟成型のワインで、エレガントなブーケと豊かなボディを持つ、類まれな理想の赤ワインです。5大シャトーの中でも、圧倒的な別格の人気を誇ります。
シャトー・ムートン・ロスシルドの生産スタイル
ユダヤ系の大富豪ロスシルド家が、1853年にシャトーを買収しますが、2年後のメドックの格付けでは、まさかの二級に格付けされました。
畑や醸造技術、熟成方法など、たゆまぬ努力で改良を重ね、118年後の1973年に悲願の一級へと昇格を果たします。
シャトー・ムートン・ロスシルドがポイヤックに所有している畑の広さは約90haで、80%ほどはカベルネ・ソーヴィニヨンです。
収穫されたブドウは、重力を利用して発酵槽に入れられます。基本的には木製ですが、ステンレスタンクもあります。
オーク樽で20ヶ月かけて熟成され、ワインの清澄は昔ながらの卵白を使っての方法で行われています。
シャトー・ムートン・ロスシルドの評判
シャトー・ムートン・ロスシルドを飲んだ、ワイン会の友人たちの声を紹介します。
シャトー・ムートン・ロスチャイルド 2005
<友人・マサルの声>
力強く濃縮感のある果実の香りと、スパイスなどの複雑な香りが何層にも重なり合い、全身をゆっくりと満たしていくような感覚をおぼえました。
<友人・ジュンの声>
口に含んだ時のあらゆる旨味が、この上ないバランスで調和していく感覚があります。熟成することで、どんな進化を遂げるのかにも興味をそそられますね。無限の可能性を感じるワインです。
シャトー・ムートン・ロスシルドはこんな人にオススメ
- アートラベルに興味のある人
- 赤ワインを飲んで感動体験をしたい人
- ビジネスで上昇志向の強い人
シャトー・ムートン・ロスシルドは、デザイン性、味わい、格付け一級への道のりなど、興味を持つきっかけが人によって様々かもしれません。
特別な日や自分へのご褒美など、最高のシチュエーションで味わってみてくださいね。