不作しらず!シャトー・ラトゥールの特徴と評判について解説!

ワイン・シャトー・ラトゥールの特徴

画像引用:https://ja.wikipedia.org/

シャトー・ラトゥールは、ボルドー5大シャトーの1つで、辛口評価で知られるロバート・パーカー氏から「世界で最も凝縮感のある、豊かでタニックなフルボディ」と絶賛されたことでも知られています。

凝縮された果実味としっかりしたタンニンの、パワフルで濃厚な、男性的だと言われることの多いワインです。長期熟成のポテンシャルを秘めています。

シャトー・ラトゥールは、ヴィンテージによる味わいの差が少ないことに定評があります。

他の多くの1級シャトーで不作だった年においても、ラトゥールは醸造過程での工夫を凝らし、優れたワインに仕上がっていることが多いのです。まさに、不作しらずの安定した品質と言えます。

年によって多少異なりますが、基本はカベルネソーヴィニヨン75%、メルロー20%で、残りがプチヴェルドとカベルネフランです。

シャトー・ラトゥールの生産スタイル


近年シャトー・ラトゥールでは、減農薬と有機栽培が進められ、ビオディナミ農法もトライアル的に導入されています。土壌へのこだわりや環境への配慮から、馬を使った耕作を、収穫したブドウの選果作業においては、昔ながらの手作業など、手間ひまをかけて丁寧に造られているのが特徴です。

また、グラヴィティ・フローと呼ばれる、ポンプを使わず重力を利用した方法を用いることで、繊細なブドウの個性がそのまま活きたワインに仕上げる工夫もみられます。

その一方で、コンピューターで一貫管理された温度調整式のステンレスタンクなど、最新の醸造設備も導入されています。

シャトー・ラトゥールの評判


シャトー・ラトゥールを実際に飲んだことのある、ワイン会の友人たちの声を紹介しますね。

シャトー・ラトゥール 1999年

<友人・アキラの声>
シルキーな舌触りと、果実味や酸味も感じられ、どこまでも広がる香りと余韻が贅沢な気分にさせてくれます。

シャトー・ラトゥール 1996年

<友人・コウイチの声>
カシスの香りをはじめとした複雑な香りがとても心地よく、幸福感に包まれます。熟成されて角が取れてまろやか、濃厚なのに重すぎず上品な味わいがたまりません。

シャトー・ラトゥールはこんな人にオススメ

  • ヴィンテージワインで失敗したくない人
  • 力強いフルボディが好きな人
  • 赤ワインがとにかく大好きな人

不作しらずのシャトー・ラトゥールは、当たり年と言われる年以外のヴィンテージでも、期待を裏切られることはないはずです。

飲み頃を買ってすぐに飲むか、若いワインを買ってじっくり熟成させるか、お好みで試してみてくださいね。

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