ワイン・ロマネコンティの特徴
世界で最も高価なワインとして、圧倒的な知名度を誇るロマネ・コンティ。実際に飲んだことはなくても、一度くらい名前を聞いたことはあるのではないでしょうか。
日本国内での相場は、750mlで250万円~400万円と言われています。ロマネコンティは、ピノ・ノワール100%の自然派ワインで、妖艶でエレガント、繊細な口当たりが特徴のミディアムボディです。
ワインの女王と呼ばれるのにふさわしい、凛とした風格が漂っています。
フルボディの典型的な味わいを持つカベルネ・ソーヴィニヨンが主体となった力強いワインとは、味わいのタイプが全く異なります。
そのため、「高級ワイン=重厚感のある味わい」というイメージを抱いていた人は、ちょっと驚くかもしれません。
ロマネコンティの生産スタイル
ロマネコンティの起源は、ローマ時代の修道院が所有していた畑にあるとされています。18世紀初期には、ルイ14世が持病の治癒を目的に飲んでいたというエピソードもあるほどの、大変歴史のあるワインです。
現在の畑の面積は、わずか1.8haと極端に小さいため、この畑のブドウから造られるワインは、年間たった6000〜7000本です。供給量が極端に少ないために、価格がどんどん上昇してしまいます。
少ない人手で、完全ビオディナミによって大切に栽培されたブドウを使い、酸化防止剤は最小限に抑えて、ピュアな味わいのワインが造られています。
ロマネコンティの評判
実は僕、まだロマネコンティを飲んだことがないんですよ。
ワイン会で出会った友人の中には、飲んだことがある人がいるので、実際に飲んだ人の声を紹介しますね。
ロマネコンティ 1990年
<友人・タクヤの声>
実業家の友人に誘われて参加したパーティーで、一度だけ飲む機会がありました。とにかく華やかでエレガント、言葉ではうまく表現しきれない複雑な香りと余韻が、今でも印象に残っています。
<友人・リョウヘイの声>
想像していたよりもずっと色が淡くて、土のような独特の香りを感じました。とても繊細で妖艶さを感じるワインで、儚げでミステリアスな女性のような印象だなと思いました。
ロマネコンティはこんな人にオススメ
- 世界で最も高価なワインを飲んでみたい人
- 有名なワインを飲み尽くした人
- 宝くじで高額当選した人
ロマネコンティは、誰もが簡単に飲めるワインではないからこそ、もし飲む機会が訪れたら、ぜひ自分の五感で存分に味わってみてくださいね。